商売繁盛

三弥の思い出

2023年2月7~8日には2年ぶりに名張市で蛭子祭りが開催されるようです。コロナも落ち着いて良かったですね。そんな八日蛭子にちなんだコラムを三弥はアドバンスコープ「桂三弥のつぶやきに残していました。

『商売繁盛』

 昨年のリーマンショックから大不況に突入して、先行き不安いっぱいで新年を迎えております。以前「笑いは不況に強い」と言われてきました。これは好景気な時は海外旅行や買い物などが盛んになりますが、不景気な時には旅行や買い物を控え、テレビや演芸で楽しんで嫌なことを忘れようとするからです。しかし、今年に限ってはそうも言えそうにありません。イベント事を控えようとの流れが活発になっております。

 これを、大阪ではシャレ言葉で”赤子の行水”というんやそうです。これは「金盥(かねたらい)で泣いている」=(金足らいで泣いている)からです。こうなると「狐のやいと」ですね。「困窮(コン、灸)してます」。もうひとつ似た言い方があって「馬のやいと」。「貧窮(ヒン、灸)してます」。

私は生まれてずっと赤子の行水です。大人になってからは「下手な大工」。「鑿(呑み)潰す」で「無地の羽織」=「一紋(一文)なし」ですかね。

2月は蛭子祭り、こんな時は蛭子さんに商売繁盛を願って、蛤を買うて帰ろう。けど、「見くさって(身腐って)、買いくさらん(貝腐らん)」。

『アドバンスコープ番組ガイド2009年2月号より』

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