話を聞く大切さ

三弥の思い出

アドバンスコープ番組ガイドのコラム欄「桂三弥のつぶやき」から。

『話を聞く大切さ』

 私も38歳になりました。大学行って就職し、結婚して子供をもうけて、休日には子供の野球の試合を応援に行って・・・・。

小さい頃に思い浮かべていた38歳とは随分違ってしまいました。現実は昼頃まで寝て、だらだらテレビを見て・・・・・夏休みの子供状態です。

独り住まいはあきませんわ。夜、一人で外に食事に行き、適当に見つけた店のカウンターに座る。これには大きな理由があるんです。最初は静かに飲んでいる。一見(いちげん)なので周りは不審者のような目で見ますが、店が落ち着くと必ず店の人が話し掛けてきます。そこで店の人と仲良くなり、常連さんとも仲良くなります。そうなると、会社のグチや政治についてとかの話が聞け、世間の様子が分かるのです。師匠はよく人の話を聞いては、箸袋などにメモをしてました。ある人ちょっとした一言ヒントに話を膨らませて創っていくのです。

人の話は大事だと感じました。親の話は聞き難いですが・・・。

            「アドバンスコープ番組ガイド2009年10月号より」


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