2023年7月22日に名張adsホールで開催されました「六代 文枝一門会 ～三弥追善公演～」はお陰様で盛況のうちに、無事終わりました。桂文枝師匠を始め、1２名の方が出演戴く、豪華メンバーで盛り上げて戴きました。
最初は桂文枝師匠、桂三歩さん、桂三ノ助さん、はやしや美紀さん、司会・桂三語さんによる「三弥想い出トーク」。冒頭に流れた三弥の動画。撮影したのは桂文枝師匠なのです。弟が亡くなった夏にお会いした時に、私もその動画を戴きました。
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そして、トークは「酔っ払い三弥による被害者友の会」の方達の訴えのような内容と修行中のやっちまった事件の暴露。全く、人騒がせな弟でした。しかし、「そこが憎めない」と温かい方ばかりで良かったです。今回のメンバー、いつもは三味線を弾いている、はやしや美紀さんもメンバー入り。神戸学院大学落語研究会の１年後輩だそうです。
/黒紋付で思い出トーク | 桂文枝オフィシャルブログ「トビウオの夢」Powered by Ameba (ameblo.jp)
最後のこのトークに私（兄T）がご挨拶したわけですが、これが決まったのが開演１０分前！楽屋の三語さんに呼び出され、慌てて楽屋に向かうと三語さんから「お兄さん、最後に挨拶してもらいます」。私が「真面目にお礼を言ったらエエの？」と聞くと、三語さんから「ちゃんと、笑いとって下さい！」（おいおい、俺、素人やで・・・。無茶言うなぁ。）
落語のトップバッターは桂三実さん。演目は「僕たちヒローキッズ」。三弥がよくやっていた演目です。繁昌亭大賞新人賞の三実さん。さすがに上手いし、面白い！そして、誰かに似ている・・・・・。誰に似ているかは、生でご覧戴いた時のお楽しみです。
２番目に登場は桂三四郎さん。2021年上方落語若手噺家グランプリ優勝の実力派。演目は「二転三転」でした。マクラから安定感のある笑い。とにかく、女性ファンが多い落語家さんです。今日は一人早く会場入りし、時間を持て余していたので、「三弥思い出コーナー」を見学していました。同級生と対談している写真を見て、伊藤たかみさんが芥川賞を受賞している作家と知り、びっくりしておりました。尚、歌手の平井堅さんも同じ北中学の同級生です。
/文枝一門大喜利 | 桂文枝オフィシャルブログ「トビウオの夢」Powered by Ameba (ameblo.jp)
中入り後は大喜利。桂三度さん司会で、桂三歩さん、桂三扇さん、桂三ノ助さん、桂三幸さん、桂三河さん、桂健枝郎さんが出演。歌しりとりでは、会場からの懐かし過ぎるリクエストに誰も答えられないハプニング。
その後の落語は桂三語さん。演目は「義眼」。三語さんは誰とでも仲良くなる天才です。亡弟の捜索に携わった刑事さんとも仲良くなり、「飲み友達」となっている様な人です。なので、文枝師匠からの信頼も厚く、頼りになる人です。そして、今日も元気よい落語でした。
そして、トリは勿論、桂文枝師匠！！ 演目は「文句の叫び」です。何回聴いても面白いお話です。今回は弟の同級生など、あまり落語に馴染みのない方も多かったのですが、そんな方でも「流石、文枝師匠、面白い。別格やね！」と分かるくらいでした。
/とりに出ました | 桂文枝オフィシャルブログ「トビウオの夢」Powered by Ameba (ameblo.jp)
そして、終演。帰る際のお客様の顔が満足気で、幸せのオーラを発している姿を見て、この公演を開催出来て本当に良かったと思いました。
/落語会無事終わっての帰り、今日はこれにて | 桂文枝オフィシャルブログ「トビウオの夢」Powered by Ameba (ameblo.jp)
今回は三弥と縁ある方が結構遠くからお越し戴きました。兵庫・大阪からお越しの方も結構いらっしゃいましたが、従妹も東京・千葉から駆けつけてくれました。又、生前お世話になった方で九州にお住まいの方が「出張で岡山まで来たので、今回寄りました」（いやいや、岡山ってメチャ遠いやん。ホンマにありがとうございました）
又、久々にお会いする方も多く、一部プチ同窓会となっている方々も多かった。
一門の方々もご満足だったのか、急遽、近くの番茶屋敷で打ち上げを行なったそうです。
/打ち上げ | 桂文枝オフィシャルブログ「トビウオの夢」Powered by Ameba (ameblo.jp)
今回、追善公演をご提案して戴いた桂文枝師匠、ご協力戴いた一門の皆様、ご来場戴いた皆様、ご協力戴いた吉本興業様、adsホール様、アドバンスコープ様、お取引企業様、名張市役所の関係者様、報道各社様、ポスター・チラシのご協力を戴いた皆様、そして手伝ってくれた友人・スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
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