桂文枝師匠の新春落語会

落語家さん情報

すっかり我が家の恒例行事となった桂文枝師匠の新春特選落語会。今年も1/11~12に有楽町朝日ホールで開催されました。

12日の午後の部に行ってきましたが、トップバッターは桂貴文さんの「ロシアンたこ焼き」。前座から創作落語が聴けるのは、嬉しいです。それにしても、修行の甲斐があってか、年々腕があがっている感じがします。結構、笑える!

次に桂三実さんの「早口言葉が邪魔をする」でした。これはNHK新人落語大賞を受賞したときの作品。鉄板ネタになってきました。

そして、いよいよ文枝師匠の登場!「約束」というネタでした。やっぱり、師匠だけあって、いつ聴いても上手いし、笑える!!そして新作は、新鮮でいいですね。

中入りを挟んでの登場は桂三四郎さん「さようならの向こう側」。いつも感心するのは、完成度の高い創作落語。しっかりと笑わせてくれ、期待をはずしません。

トリは文枝師匠による「宿題」。もはや名作と言ってもイイ位、多くのお弟子さんもやっているネタ。でも、やはり、文枝師匠ですね。何か上手いし、面白いのですよね。しかも、今日は随分アレンジされたものでした。

この日も充分楽しませてくれた落語会でしたが、その上、日比谷のJRガード下にある「一心」というお蕎麦屋さんで食事をしました。そしたら、久々に出会いました。名張の銘酒「而今」。何と而今を置いているお店だったのです!本当に幸せな1日でした。

翌週、1/19は、かつしかシンフォニーヒルズで桂三若さんの「三十周年記念独演会」。

こちらも盛況で、三十周年という記念行事でもあり、三若さんを大好きなコアなファンの方々が沢山集まっておりました。そして、三若さんの落語が三席も聴けるという、贅沢な会。

演目は、先週も文枝師匠がやっていた「宿題」。その後は、「死神」と「芝浜」という、三若さんにしては珍しい演目でした。

それにしても、三十周年を飾るべく、最後に「芝浜」だったのですが、クライマックスで親父さんが最後のセリフを言う直前の静かになったシーンの時、どこからか、スマホのメール着信の「ピンポーン」という音が鳴ったのです。一番エエとこやのに、「おばあちゃん。スマホの電源切っとけよ!」と突っ込みたくなる事件もありました。

そんな事件がありながらも、今日はいつもより会場も大きくてキレイで、居心地も良かったです。来年も同じ場所で企画されている様子なので、多くの方をお誘いしてみたいところです。

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